Software Designで新連載

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はじまりました。

全国各地の変態腕利きのワンライナー野郎がSlackに集まって書いてます。

あとの情報は・・・ぜひ本をご購入の上、確かめていただければと。

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第29回シェル芸勉強会まとめ

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今回も共催の日本UNIXユーザ会様、会場提供のさくらインターネット様、参加者の皆様のご協力のもと、シェル芸勉強会を開催しました。

今回の問題は、ここ数回では難易度が下がったようで、会場では安堵の声、体力を奪われなかったという声が聞かれました(どんな会なんだ・・・)。

以下、単にリンクの貼り付け集ですが、当日の様子が分かるまとめです。

Twitterまとめ

録画

あと、大阪のLTの録画がありますが、それは大阪のレポートから辿っていただければと。

サテライト会場の様子

大阪、福岡で開いていただきました。ありがとうございました。

福岡

大阪

LTなどのスライドやブログ

大阪のLTは(やばすぎるので、ということではないですが)大阪からのレポートにお任せします。

ブログなどなど、書いたら教えてくださーい。

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【問題と解答】第29回激しいシェル芸勉強会

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問題のみのページはこちら

問題で使うファイル等

GitHubにあります。ファイルは

https://github.com/ryuichiueda/ShellGeiData/tree/master/vol.29

にあります。

クローンは以下のようにお願いします。

$ git clone https://github.com/ryuichiueda/ShellGeiData.git

環境

解答例はUbuntu Linux 16.04 で作成。Macの場合はcoreutilsをインストールの上、gsedをつかいましょう。BSD系の人は玄人なので各自対応のこと。

イントロ

Q1

次の2つのファイルは、講義で出した課題1,2それぞれの点数です。

$ cat kadai1
001 山田 20
002 出川 30
005 鳥海 44
$ cat kadai2 
001 山田 20
003 上田 15
004 今泉 22
005 鳥海 44

両方に名前のある人については点数を合計して、次のように全員の得点リストを作ってください。

001 山田 40
002 出川 30
003 上田 15
004 今泉 22
005 鳥海 88

解答

$ join -a 1 -a 2 -1 1 -2 1 kadai{1,2} | awk '{print $1,$2,$3+$5}'
001 山田 40
002 出川 30
003 上田 15
004 今泉 22
005 鳥海 88

Q2

次の2つのファイルは、5回の講義の出欠と6回目の講義で出席した人の番号のデータです。attendに6回目の講義の出欠を反映したデータを標準出力に出力してください。

$ cat attend
001 山田 出出欠出出
002 出川 出出欠欠欠
003 上田 出出出出出
004 今泉 出出出出出
005 鳥海 欠出欠出欠
$ cat attend6
001,005,003

解答

$ tr , '\n' < attend6 | sort | sed 's/$/ 出/' |
 join -a 1 attend - |
 awk 'NF==3{print $0"欠"}NF==4{print $1,$2,$3$4}'

Q3

次の2つのファイルは5回の講義の出欠とテストの成績を記録したファイルです。

###$1: 番号, $2: 名前, $3: 出欠 ###
$ cat attend 
001 山田 出出欠出出 
002 出川 出出欠欠欠
003 上田 出出出出出
004 今泉 出出出出出
005 鳥海 欠出欠出欠
###$1: 番号, $2: テストの点数(受けてない人のデータは無い)###
$ cat test 
001 90
002 78
004 80
005 93

こういうルールで、最終的な点数を出して、番号、名前、点数を記録したファイル作ってください。

  • 出席が過半数に満たない人、テストを受けていない人は0点
  • 出席が過半数の人はテストの点数を採用

解答

$ join -a 1 -o 1.1 1.2 1.3 2.2 -e 0 attend test |
 awk '/(.*欠){3}/{$4=0}{print}'
001 山田 出出欠出出 90
002 出川 出出欠欠欠 0
003 上田 出出出出出 0
004 今泉 出出出出出 80
005 鳥海 欠出欠出欠 0

Q4

Q4.1

次の出力をパイプで受けて

$ echo -1 4 5 2 42 421 44 311 -9 -11

次のように同じ桁のものを横並びに出力を得てください。横に並べる時の順番は任意とします。また、この出力のように正の数と負の数を分けます。

-11 
-9 -1 
2 4 5 
42 44 
311 421 

Q4.2

次の出力をパイプで受けて

$ echo -1 +4 5 2 42 421 44 311 -9 -11

次のように同じ桁のものを横並びに出力を得てください。Q1.1と同じく横に並べる時の順番は任意とします。

-11 
-9 -1 
2 +4 5 
42 44 
311 421 

解答

Q4.1

$ echo -1 4 5 2 42 421 44 311 -9 -11 | xargs -n 1 | sort -n |
 awk 'length(a) != length($1){print ""}{printf("%d ",$1);a=$1}' |
 awk 'NF'
-11 
-9 -1 
2 4 5 
42 44 
311 421 

Q4.2

awk内で1をかけると+符号が外れるので、符号を外して桁数を比較すると先ほどの解答例が転用できます。

$ echo -1 +4 5 2 42 421 44 311 -9 -11 | xargs -n 1 | sort -n |
 awk 'length(a*1) != length($1*1){print ""}{printf("%s ",$1);a=$1}' |
 awk 'NF'
-11 
-9 -1 
+4 2 5 
42 44 
311 421 

Q5

次のファイルの中身について、

$ cat triangle 
   1
  3 9
 7 a 6
8 4 2 5

次のように右に転がしてください。できる人はawkを使わないでやってみましょう。

   8   
  4 7  
 2 a 3 
5 6 9 1

解答

四角にして回すと楽です。

$ cat triangle | sed 's/ /0 /g' | sed 's/\([^ ]\)0/\1/g' |
 tac | rs -T | tr -d 0 | sed 's/  / /g' | sed '1s/^/   /' |
 sed '2s/^/  /'  | sed '3s/^/ /'
   8   
  4 7  
 2 a 3 
5 6 9 1

Q6

次の1から100までの素数を書いたファイル(いくつか欠番が存在)について、

$ cat prime 
2 3 5 7 11 13 17 19 31 37 41 43 47 53 59 67 71 73 79 83 89 97

次のように欠番のところで折り返してください。(ワンライナーの中に欠番を直接書かないでくださいね。)

2 3 5 7 11 13 17 19 
31 37 41 43 47 53 59 
67 71 73 79 83 89 97

解答

$ cat prime | xargs -n 1 | cat - <(seq 1 100 | factor |
 awk 'NF==2{print $2}') | sort -n | xargs |
 awk '{for(i=1;i<NF;i+=2){if($i==$(i+1)){printf("%d ",$i)}else{print "";i-=1}}}' |
 awk 'NF'
2 3 5 7 11 13 17 19 
31 37 41 43 47 53 59 
67 71 73 79 83 89 97 

Q7

リポジトリ内のnyaan.htmlは、ブラウザで見ると次のように見えます。

次のようにcatから始めて、この文字を(大きなまま)端末上に表示してみてください。

$ cat ./nyaan.html | ...

できる人は小さい通常の文字で「にゃーん」と出してみてください(これは解答例を考えていません)。

解答

$ cat ./nyaan.html | nkf --numchar-input |
 sed 's/<[^<]*>//g' | sed 's/&quot;/"/g'

Q8

次のshellgeiファイルについて、

$ cat shellgei 
                                            m                         
   ""m                        m  "m          #    # #           #     
  mm                           #  #          #mmm"""          m"      
    "    m"      mmm""         #  #   #     m"   #        mm""m       
       m"          #mm        m"  # m"     "    #             #       
  "mm""         """"  "      m"   #"          m"              #       
                                                                      
                   

次のように、文字の無い列を詰めてください。

                          m               
 ""m             m "m      #    # #      #
mm                # #      #mmm"""     m" 
  "    m" mmm""   # #   # m"   #   mm""m  
     m"     #mm  m" # m" "    #        #  
"mm""    """"  "m"  #"      m"         #                                     

解答

$ cat shellgei | sed 's/ /@/g' | sed 's/./& /g' |
 awk '{for(i=1;i<=NF;i++){if($i!="@")a[i]=$i}}END{for(i=1;i<=NF;i++){b=a[i]==""?"x":" ";printf b}}END{print ""}' |
 cat - shellgei |
 awk 'NR==1{a=$0}{for(i=1;i<=length($0);i++){if(substr(a,i,1)!="x")printf substr($0,i,1)};print ""}'
                                          
                          m               
 ""m             m "m      #    # #      #
mm                # #      #mmm"""     m" 
  "    m" mmm""   # #   # m"   #   mm""m  
     m"     #mm  m" # m" "    #        #  
"mm""    """"  "m"  #"      m"         #  
                                          
                      

もっと良い解答。

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【問題のみ】第29回激しいシェル芸勉強会

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解答のページはこちら

問題で使うファイル等

GitHubにあります。ファイルは

https://github.com/ryuichiueda/ShellGeiData/tree/master/vol.29

にあります。

クローンは以下のようにお願いします。

$ git clone https://github.com/ryuichiueda/ShellGeiData.git

環境

解答例はUbuntu Linux 16.04 で作成。Macの場合はcoreutilsをインストールしてつかいましょう。BSD系の人は玄人なので各自対応のこと。

イントロ

Q1

次の2つのファイルは、講義で出した課題1,2それぞれの点数です。

$ cat kadai1
001 山田 20
002 出川 30
005 鳥海 44
$ cat kadai2 
001 山田 20
003 上田 15
004 今泉 22
005 鳥海 44

両方に名前のある人については点数を合計して、次のように全員の得点リストを作ってください。

001 山田 40
002 出川 30
003 上田 15
004 今泉 22
005 鳥海 88

Q2

次の2つのファイルは、5回の講義の出欠と6回目の講義で出席した人の番号のデータです。attendに6回目の講義の出欠を反映したデータを標準出力に出力してください。

$ cat attend
001 山田 出出欠出出
002 出川 出出欠欠欠
003 上田 出出出出出
004 今泉 出出出出出
005 鳥海 欠出欠出欠
$ cat attend6
001,005,003

Q3

次の2つのファイルは5回の講義の出欠とテストの成績を記録したファイルです。

###$1: 番号, $2: 名前, $3: 出欠 ###
$ cat attend 
001 山田 出出欠出出 
002 出川 出出欠欠欠
003 上田 出出出出出
004 今泉 出出出出出
005 鳥海 欠出欠出欠
###$1: 番号, $2: テストの点数(受けてない人のデータは無い)###
$ cat test 
001 90
002 78
004 80
005 93

こういうルールで、最終的な点数を出して、番号、名前、点数を記録したファイル作ってください。

  • 出席が過半数に満たない人、テストを受けていない人は0点
  • 出席が過半数の人はテストの点数を採用

Q4

Q4.1

次の出力をパイプで受けて

$ echo -1 4 5 2 42 421 44 311 -9 -11

次のように同じ桁のものを横並びに出力を得てください。横に並べる時の順番は任意とします。また、この出力のように正の数と負の数を分けます。

-11 
-9 -1 
2 4 5 
42 44 
311 421 

Q4.2

次の出力をパイプで受けて

$ echo -1 +4 5 2 42 421 44 311 -9 -11

次のように同じ桁のものを横並びに出力を得てください。Q1.1と同じく横に並べる時の順番は任意とします。

-11 
-9 -1 
2 +4 5 
42 44 
311 421 

Q5

次のファイルの中身について、

$ cat triangle 
   1
  3 9
 7 a 6
8 4 2 5

次のように右に転がしてください。できる人はawkを使わないでやってみましょう。

   8   
  4 7  
 2 a 3 
5 6 9 1

Q6

次の1から100までの素数を書いたファイル(いくつか欠番が存在)について、

$ cat prime 
2 3 5 7 11 13 17 19 31 37 41 43 47 53 59 67 71 73 79 83 89 97

次のように欠番のところで折り返してください。(ワンライナーの中に欠番を直接書かないでくださいね。)

2 3 5 7 11 13 17 19 
31 37 41 43 47 53 59 
67 71 73 79 83 89 97

Q7

リポジトリ内のnyaan.htmlは、ブラウザで見ると次のように見えます。

次のようにcatから始めて、この文字を(大きなまま)端末上に表示してみてください。

$ cat ./nyaan.html | ...

できる人は小さい通常の文字で「にゃーん」と出してみてください(これは解答例を考えていません)。

Q8

次のshellgeiファイルについて、

$ cat shellgei 
                                            m                         
   ""m                        m  "m          #    # #           #     
  mm                           #  #          #mmm"""          m"      
    "    m"      mmm""         #  #   #     m"   #        mm""m       
       m"          #mm        m"  # m"     "    #             #       
  "mm""         """"  "      m"   #"          m"              #       
                                                                      
                   

次のように、文字の無い列を詰めてください。

                          m               
 ""m             m "m      #    # #      #
mm                # #      #mmm"""     m" 
  "    m" mmm""   # #   # m"   #   mm""m  
     m"     #mm  m" # m" "    #        #  
"mm""    """"  "m"  #"      m"         #                                     
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Software Design7月号未掲載部分

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本日発売です。bashのマニアック機能について「使うなよ!絶対使うなよ!!」というテイストで書きました。

で、宣伝部分だと味気ないので、調子に乗って書きすぎて掲載できなかった部分をあまり加工せずに貼り付けておきまっす。bash3.2とbash4.4で挙動の違う例、4.0以降の新機能の例です。

数字のブレース展開のゼロ埋め

ブレース展開においてゼロ埋めができるようになっています。

bash-3.2$ echo {01..03}
1 2 3
bash-4.4$ echo {01..03}
01 02 03

Unicodeのコードポイント指定

Unicodeのコードポイントを指定して文字を出力できます。

###UnicodeとUTF-8の16進数を指定してみる例###
bash-3.2$ echo -e '\U1F363' '\xF0\x9F\x8D\xA3'
\U1F363 🍣
bash-4.4$ echo -e '\U1F363' '\xF0\x9F\x8D\xA3'
🍣 🍣

次の例は、
この機能とxxdというコマンドを使ってUnicodeから
UTF-8へ変換するワンライナーです。

bash-4.4$ echo -en '\U1F363' | xxd -ps
f09f8da3

case文で使う「;;&」

次のcase文は、SHELLという変数の文字列がbashで終わっている場合に
「bash」と表示するものです。「\*bash」というパターンにマッチして
echoを実行し、次の「\*」は評価されずに終わっています。

bash-3.2$ case $SHELL in *bash ) echo bash ;; * ) echo defalut ;; esac
bash

バージョン4.0ではこの挙動に加え、
「;;&」を用いて次のパターンも評価させることが可能となりました。

bash-4.4$ case $SHELL in *bash ) echo bash ;; * ) echo defalut ;; esac
bash
bash-4.4$ case $SHELL in *bash ) echo bash ;;& * ) echo defalut ;; esac
bash
defalut

大文字を小文字に強制変更する変数

declare -lで変数を宣言すると、代入した大文字が小文字に変換されます。

bash-4.4$ declare -l yesno
bash-4.4$ yesno=YeS
bash-4.4$ echo $yesno
yes                   #小文字になる

また、例は省略しますが、declare -uで宣言すると大文字に変換されます。

普通の変数に対して後から小文字大文字を変換することもできます。
変数の後ろに「^」や「,」をつけます。

bash-4.4$ y=YeS
bash-4.4$ echo ${y^^} #大文字に
YES
bash-4.4$ echo ${y,,} #小文字に
yes
bash-4.4$ echo ${y,}  #1文字目だけ小文字に
yeS

ということで

買って読んでいただければ幸いです。

こちらもお願いしまっす!

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第28回基準値を超えるシェル芸勉強会のまとめ

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参加者の方々、会場でお手伝いいただいた方々、サテライトの主催・参加のみなさま、会場を提供いただいたさくらインターネットさん、横田さん、午前講師の今泉さん、共催のjusさん並びにりゅうちさん、LT発表者のみなさま、ありがとうございました。

総括的なコメント

最近、会場の半分くらいの人たちのレベルが人間離れしていますが、初心者でも楽しめる雰囲気はキープできたかと・・・。問題は実用的かつ高難易度でした。

今回は募集が早すぎてドタキャンが多くゆったりめでした。

問題はこちらです。

話が前後しますが、午前の部は今泉さんのシグナルに関するレクチャーでした。ありがとうございました。個人的には擬似シグナル0番というのを知らなかったです。

当日の様子

Twitter上での様子

サテライトの様子

大阪のLTのスライドはこちらにあります。

LTやブログのリンク

写真など

昼食
LT

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【問題と解答】第28回基準値を超えるシェル芸勉強会

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問題のみのページはこちら

問題で使うファイル等

GitHubにあります。ファイルは

https://github.com/ryuichiueda/ShellGeiData/tree/master/vol.28

にあります。

クローンは以下のようにお願いします。

$ git clone https://github.com/ryuichiueda/ShellGeiData.git

環境

解答例はUbuntu Linux 16.04 で作成。Macの場合はcoreutilsをインストールの上、gsedをつかいましょう。BSD系の人は玄人なので各自対応のこと。

注意

今回はいつにも増して一般解を出そうとすると死にますので、欲しい出力が得られればそれで良いということを心がけましょう。

イントロ

Q1

Q1.1

contents.txtについて、「\begin{figure}と\end{figure}」で囲まれた部分を全て抽出してください。

Q1.2

次のようなリストを作ってください。

世界座標系とロボットの姿勢 ./figs/coordinate.eps
計測値 ./figs/observation.eps
ランドマークの計測値から2点の相対姿勢を求める ./figs/two_poses.eps
ランドマークの計測値の不確かさを表す共分散行列 ./figs/observation_noise.eps

解答

Q1.1については、次のようにsedの範囲指定を使います。

$ cat contents.tex | sed -n '/\\begin{figure}/,/\\end{figure}/p'
\begin{figure}[htbp]
	\begin{center}
		\includegraphics[width=0.5\linewidth]{./figs/coordinate.eps}
		\caption{世界座標系とロボットの姿勢}
		\label{fig:coordinate}
	\end{center}
\end{figure}
(中略。略していないものも含めて全部で4つ)
\begin{figure}[htbp]
	\begin{center}
		\includegraphics[width=0.8\linewidth]{./figs/observation_noise.eps}
		\caption{ランドマークの計測値の不確かさを表す共分散行列}
		\label{fig:observation_noise}
	\end{center}
\end{figure}

Q1.2については、不要なデータを削って最後に並び替えます。

$ cat contents.tex | sed -n '/\\begin{figure}/,/\\end{figure}/p' |
 grep -e include -e caption | sed 's/.*{//' |
 xargs -n 2 | tr -d '}' | awk '{print $2,$1}'
世界座標系とロボットの姿勢 ./figs/coordinate.eps
計測値 ./figs/observation.eps
ランドマークの計測値から2点の相対姿勢を求める ./figs/two_poses.eps
ランドマークの計測値の不確かさを表す共分散行列 ./figs/observation_noise.eps

Q2

\sectionから始まる部分を章としたとき、第2章の第1文を抽出してみましょう。ただし、各行の%以降はコメントアウトされた文なので無視してください。

解答

最初に段落番号をつけると簡単になります。

$ awk '/\\section/{a+=1}{print a,$0}' contents.tex | grep ^2 |
 grep -v '\\section' | grep -v '%.*' | sed 's/^..//' |
 sed -n '1,/。/p' | sed 's/。.*/。/'

平面上を移動し、向きを持ち、カメラでランドマーク観測ができるロボットで
graph-based SLAMを実行する方法を考える。

Q3

脚注(\footnote{…})の部分を全て抽出してください。一つだけ、脚注の中にも{}で囲まれた部分があるので注意してください。

解答

まずは脚注の終わりが必ず「。」で終わっているのを利用したズル解答から。grep -Pの最短一致を使います。

$ tr -d '\n' < contents.tex | grep -oP '(\\footnote{.+?。})'
\footnote{この仮定は実用上強すぎるが、実際には、後の計算式から分かるように、2つの姿勢間での値$\psi_{c,t}, \psi_{c,t'}$の差だけが分かれば良い。例えば、2点間で得られた画像の向きを画像処理から割り出すなどの処理で、この差は得られる。}
\footnote{$「10$[\%]」は変数にすべきだが、記号が増えて理解の妨げになるので固定値として説明する。}
\footnote{おそらく$\psi$は$\theta$で置き換えられるので$\psi$を使わない実装もできるが、まだ自分自身では検証していない。}
\footnote{小さい角度なので、$\sin(3\pi/180)$は$3\pi/180$に近似しても良い。}
\footnote{固定しないと世界座標系が決まらない。}

そうでない解は、インデントをつけてから抽出する方法しか、今のところ思いついていません。

$ tr -d '\n' < contents.tex | sed 's/[{}]/\n&\n/g' | sed 's/\\footnote/\n&/' |
 awk '{for(a=0;a<i;a++)printf " "}/{/{i+=1}/}/{i-=1}{print}' |
 sed -n '/\\footnote/,/^ }/p' | tr -d '\n' | sed 's/\\footnote/\n&/g' |
 sed 's/ *} */}/g' | sed 's/ *{ */{/g' | awk '{print}'

Q4

各章(\sectionから次の\sectionまでの部分)を、ファイル名にタイトルをつけて個別のファイルに分けてください。ファイル名のスペースはアンダースコアに変えても構いません。

解答

$ cat contents.tex |
 awk '/\\section/{f=gensub(/ /,"_","g",$0);gsub(/\\section{/,"",f);
gsub(/}$/,"",f)}{print $0 > f}'
###このようにファイルができます###
$ ls
contents.tex  graph-based_SLAMの実装例  はじめに  問題

Q5

このテキストには「○○座標系」という用語がいくつか出てきます。○○にはカタカナか漢字の単語が入ります。これらの「○○座標系」を全通り抽出してください。

解答

$ grep 座標系 contents.tex | mecab -O wakati |
 grep -oE '[^ あ-ん]+ 座標 系' | sort -u | tr -d " "
ロボット座標系
計測座標系
世界座標系
$ grep 座標系 contents.tex | grep -oE '[^ あ-ん{、「]+座標系' | sort -u
ロボット座標系
計測座標系
世界座標系

Q6

各段落の頭に全角スペースを入れてください。

解答

空行を見つけてフラグを立て、普通の文頭かどうか判断して全角スペースを差し込みます。

$ cat contents.tex |
 awk '/^ *$/{f=1}
{if(f && !/^ *$|section|begin|end|^%/){print " "$0;f=0}else{print}}'

Q7

本文の余計な改行を取ってください。(段落内の余計な改行を取るということです。)

解答

q6の出力から続ける例を示します。ゴリ押しです。

$ cat q6 | sed 's/^%.*//' |
 awk '/begin/{if(!stop)print "";stop+=1}
  !stop && !/section/{printf($0)}
  stop || /section/{print}/end/{stop-=1}' |
 sed 's/  /n  /' | sed 's/\\[sub]*section/\n\n&/' 

Q8

contents.texについて、次のように章節項のリストを作ってください。

1 はじめに
2 問題
2.1 ロボットの姿勢と座標系
2.2 観測
2.2.1 ランドマークの識別
2.2.2 ランドマークの姿勢計測
2.2.3 計測値の記録
2.2.4 計測値の誤差
2.3 完全SLAM問題
3 graph-based SLAMの実装例
3.1 グラフのエッジを作る
3.1.1 $\V{\mu}_{c,t,t'}, \V{e}_{c,t,t'}$の計算
3.1.2 $\Sigma_{c,t,t'}, \Omega_{c,t,t'}$の計算
3.2 最適化問題を作る
3.2.1 マハラノビス距離
3.2.2 最適化する式
3.3 $\V{e}_{c,t,t'}$の勾配を求める
3.4 問題を解く

解答

awkで章節項のカウンタを作ってうまく制御するのが一番素直な方法です。(二番目以降は思いつきませんが。)

$ grep section contents.tex | sed 's/{/ /' | grep -v ^% |
 sed 's/\\label.*//' | sed 's/}$//' |
 awk '/^\\se/{s+=1;$1=s;ss=0;print}/\\subse/{ss+=1;$1=s"."ss;sss=0;print}/
\\subsub/{sss+=1;$1=s"."ss"."sss;print}'
1 はじめに
2 問題
2.1 ロボットの姿勢と座標系
2.2 観測
2.2.1 ランドマークの識別
2.2.2 ランドマークの姿勢計測
2.2.3 計測値の記録
2.2.4 計測値の誤差
2.3 完全SLAM問題
3 graph-based SLAMの実装例
3.1 グラフのエッジを作る
3.1.1 $\V{\mu}_{c,t,t'}, \V{e}_{c,t,t'}$の計算
3.1.2 $\Sigma_{c,t,t'}, \Omega_{c,t,t'}$の計算
3.2 最適化問題を作る
3.2.1 マハラノビス距離
3.2.2 最適化する式
3.3 $\V{e}_{c,t,t'}$の勾配を求める
3.4 問題を解く
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【問題のみ】第28回基準値を超えるシェル芸勉強会

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解答例はこちら

問題で使うファイル等

GitHubにあります。ファイルは

https://github.com/ryuichiueda/ShellGeiData/tree/master/vol.28

にあります。

クローンは以下のようにお願いします。

$ git clone https://github.com/ryuichiueda/ShellGeiData.git

環境

解答例はUbuntu Linux 16.04 で作成。Macの場合はcoreutilsをインストールの上、gsedをつかいましょう。BSD系の人は玄人なので各自対応のこと。

注意

今回はいつにも増して一般解を出そうとすると死にますので、欲しい出力が得られればそれで良いということを心がけましょう。

イントロ

Q1

Q1.1

contents.txtについて、「\begin{figure}と\end{figure}」で囲まれた部分を全て抽出してください。

Q1.2

次のようなリストを作ってください。

世界座標系とロボットの姿勢 ./figs/coordinate.eps
計測値 ./figs/observation.eps
ランドマークの計測値から2点の相対姿勢を求める ./figs/two_poses.eps
ランドマークの計測値の不確かさを表す共分散行列 ./figs/observation_noise.eps

Q2

\sectionから始まる部分を章としたとき、第2章の第1文を抽出してみましょう。ただし、各行の%以降はコメントアウトされた文なので無視してください。

Q3

脚注(\footnote{…})の部分を全て抽出してください。一つだけ、脚注の中にも{}で囲まれた部分があるので注意してください。

Q4

各章(\sectionから次の\sectionまでの部分)を、ファイル名にタイトルをつけて個別のファイルに分けてください。ファイル名のスペースはアンダースコアに変えても構いません。

Q5

このテキストには「○○座標系」という用語がいくつか出てきます。○○にはカタカナか漢字の単語が入ります。これらの「○○座標系」を全通り抽出してください。

Q6

各段落の頭に全角スペースを入れてください。

Q7

本文のところだけ改行を取ってください。

Q8

contents.texについて、次のように章節項のリストを作ってください。

1 はじめに
2 問題
2.1 ロボットの姿勢と座標系
2.2 観測
2.2.1 ランドマークの識別
2.2.2 ランドマークの姿勢計測
2.2.3 計測値の記録
2.2.4 計測値の誤差
2.3 完全SLAM問題
3 graph-based SLAMの実装例
3.1 グラフのエッジを作る
3.1.1 $\V{\mu}_{c,t,t'}, \V{e}_{c,t,t'}$の計算
3.1.2 $\Sigma_{c,t,t'}, \Omega_{c,t,t'}$の計算
3.2 最適化問題を作る
3.2.1 マハラノビス距離
3.2.2 最適化する式
3.3 $\V{e}_{c,t,t'}$の勾配を求める
3.4 問題を解く
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jus共催第27回シェル芸勉強会のリンク集

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2017年2月11日(土曜日)にさくらインターネットさんにて開催しました。日本UNIXユーザ会(jus)さんとの共催でした。

sedに絞って機能を使ってみる出題にしたのでいつもより勉強会っぽい勉強会になりました。最後の三問が急に難しくなって「ハシゴを外された」との声もありましたが・・・。

酸化参加された皆様、会場を提供いただいたさくらインターネットさん横田さん、午前の部の講師の鳥海さん石井さん、ストリーミングを担当された宮川さん、濃いLT勢の皆様、jusのりゅうちさん、Twitter勢の皆様、そしてサテライト会場の皆様、ありがとうございました。

問題

 

録画

サテライト会場

まとめ

ブログ等

多すぎるので今回からまとめのところからのリンクで代用させていただきます・・・

番外編

翌日の別の勉強会で危険シェル芸が炸裂したそうです・・・

Vimシェル芸の予感・・・

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【問題と解答】第27回sedこわいシェル芸勉強会

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問題のみのページはこちら。

問題で使うファイル等

GitHubにあります。ファイルは

https://github.com/ryuichiueda/ShellGeiData/tree/master/vol.27

にあります。

クローンは以下のようにお願いします。

$ git clone https://github.com/ryuichiueda/ShellGeiData.git

イントロ

環境

対象とするsedはGNU sedだけに絞っています。解答例はUbuntu Linux 16.04 で作成。Macの場合はcoreutilsをインストールの上、gsedをつかいましょう。BSD系の人は玄人なので各自対応のこと。

Q1

次のechoの出力について、偶数番目の文字だけ大文字にしてください。できたら、奇数番目の文字だけ大文字にしてください。

$ echo abcdefghijklmn

解答

###偶数番目を大文字に###
$ echo abcdefghijklmn | sed 's/\(.\)\(.\)/\1\U\2/g'
aBcDeFgHiJkLmN
###奇数番目を大文字に###
$ echo abcdefghijklmn | sed 's/\(.\)\(.\)/\U\1\L\2/g'
AbCdEfGhIjKlMn
###-rを使うと多少スッキリする###
$ echo abcdefghijklmn | sed -r 's/(.)(.)/\U\1\L\2/g'
AbCdEfGhIjKlMn

Q2

seq 1 100から始めてsedだけでFizzBuzzをやってみましょう。

解答

$ seq 1 100 | sed '0~3s/.*/Fizz/;0~5s/$/Buzz/' |
 sed 's/[0-9]*B/B/' | xargs

Q3

次の出力について、3行目を7行目の下に移動してください。

$ seq 1 10

解答

hで3行目をホールドスペースに突っ込み、Gでパターンスペースに戻します。

$ seq 1 10 | sed '3h;3d;7G'

Q4

次のコードのmainとahoの位置を入れ替えてください。

$ cat aho.cc 
#include <iostream>
using namespace std;

int main(int argc, char const* argv[])
{
	aho();
	return 0;
}

void aho(void)
{
	cout << "aho" << endl;
}

解答

mainの部分をホールドスペースに入れる→消す→ファイルの一番後ろでホールドスペースを吐き出すという流れになります。

$ cat aho.cc | sed '/int/,/}/H;/int/,/}/d;$G'
#include <iostream>
using namespace std;


void aho(void)
{
	cout << "aho" << endl;
}

int main(int argc, char const* argv[])
{
	aho();
	return 0;
}
###{}でまとめる###
$ cat aho.cc | sed '/int/,/}/{H;d};$G'
###もうちょっと厳密なやつ###
$ cat aho.cc | sed '/ main(/,/^}/{H;d};$G'
###そのままコンパイルして実行###
$ cat aho.cc | sed '/int/,/}/H;/int/,/}/d;$G' |
 g++ -x c++ - && ./a.out
aho

Q5

seq 1 10 | から始めて次のような出力を作ってください。

2
1
4
3
6
5
8
7
10
9

解答

$ seq 1 10 | sed '1~2h;1~2d;0~2G'
2
1
4
3
6
5
8
7
10
9

Q6

echo 1から始めて次のような出力を作ってください。

1
11
111
1111
11111
111111
1111111
11111111
111111111
1111111111

解答

ラベルを使います。

$ echo 1 | sed ':LOOP p;s/./&&/;b LOOP' | head
1
11
111
1111
11111
111111
1111111
11111111
111111111
1111111111
###分岐を使う###
$ echo 1 | sed ':LOOP p;s/./&&/;/1\{10\}/!b LOOP'

Q7

aというファイルをtouch等で作り、次の縛りでa1, a2, a3, …, a10というファイルをaからコピーして作ってください。縛り1と縛り2を独立した別々の問題として解き、その後縛り1,2を両方満たす解を考えてみましょう。

  • 縛り1: 使うコマンドはseq、cp、sedだけ
  • 縛り2: ワンライナー中で数字を使わない

解答

###縛り1###
$ touch a
$ seq 1 10 | sed 's/./cp a a&/e'
$ ls a a? a10
a  a1  a10  a2  a3  a4  a5  a6  a7  a8  a9
###縛り2###
$ yes | sed -n '=' | head | sed 's/./cp a a&/e'
###両方###
$ sed ':a ;p;s/./&&/;/........../!b a' <<< y |
 sed -n = | sed 's/^/cp a a/e'
###(おまけ)ファイルaをsedで作る###
$ sed 'w a' <<< "abc"
abc
$ cat a
abc

Q8

echo 1 | から始めて、あとはsedだけで次のような出力を得てください。

1
11
111
1111
11111
11111
1111
111
11
1

解答

$ echo 1 | sed ':LOOP p;s/./&&/;/1\{5\}/!b LOOP' | sed 'p;1!G;h;$!d'
1
11
111
1111
11111
11111
1111
111
11
1
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